江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 臼歯に使用する詰め物であるインレーの種類と違いは保険と自費)?

一般に自費治療というと高額なイメージが強いですが、虫歯の治療後に使用するインレー(歯に詰める物)の材料ならば、1本なら数万円~10万円程度のことが多いです。

そのため、多くの本数を治療しなければそんなに高くはなりません。

最近は、審美的な材料であるセラミックスを使用したセラミックスインレーが多用されますが、実はセラミックスインレーにも種類があるのです。

1.インレーに使用される材料について

1)保険で使用される材料

保険治療の良い点は金額が高額にならないことです。

概ね大きさや歯の 部位によっても違いがありますが、インレーが入る時に110002000円前後で治療を終えることができます。

悪い点は、金属を使用することが多いので審美的に問題が生じたり保険で使用できる金属が歯よりも硬いことです。 

(1)金属の材料

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと メタルインレー

 

日本では、「金銀パラジウム合金」という銀の成分を多く含む金属が、保険適応になります。

しかし、近年金属アレルギーの増加などによってこの「金銀パラジウム合金」を使用できない患者さんもいます。

この金属のアレルギーを判定するには、皮膚科で検査をしてもらうことによってわかります。

「金銀パラジウム合金」に対する金属アレルギーがある場合は、この材料を使用したインレーを装着するのはやめた方が良いでしょう。

金属アレルギーがあると診断されれば、保険診療においても使用出来る材料の選択肢が増えます。

自費のところで詳しく説明しますが金合金やセラミックを使用したインレーなども考えた方が良いでしょう。

(2)白いプラスチックのような材料

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと コンポジットレジンインレー

            札幌デンタルラボラトリーホームページより筆者改変して引用

専門用語でCRインレー(Composite Resin インレー 頭文字をとってCRインレーという名前になっています)というものが保険適応になります。

保険診療で使用するコンポジットレジンをインレーに応用したものです。

このコンポジットレジンは金属に比べて明らかに強度が弱いです。

実際に上記の画像を引用している札幌デンタルラボラトリー(私も利用することがある技工所:歯につけるものを製作するところ)のホームページでも破折する危険性がある旨を掲載しています。

その為、壊れたりすることが多く我々歯科医の大多数はこのCRインレーをおすすめしないというのが普及していない一つの原因です。

審美性(見た目)を気にしなければ健康保険を使用した治療を希望するなら、金属を使用した治療で十分です。

2.自費治療で使用する材料

自費治療の良い点は、金額に応じて使用する材料を選択できる為現在考えうる中では最上の材料を使用できることです。

悪い点は、当然ですが金額が高くなってしまうことです。

1)セラミックの材料

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと セラミックインレー

                           札幌デンタルラボラトリーホームページより引用

これは、強度も強く審美性にも優れているため、見た目を気にする方には最もお勧めする材料になります。

審美性に優れる他にも、清掃性にも優れるので白い材料の中で最も良いものです(後に述べますが、個人的には治療の中では金合金を使用した治療が最も良いと思っています)。

ただし、金額が高い(148万円程度:歯科医院によって異なる)であることと、硬い物をかむとセラミックが破折する可能性があるという欠点があります。

私自身も自分自身の口の中に入っていますが破折しました。

セラミックは陶器と同じなので丈夫ですが破折する危険性があります。

2)ハイブリッドセラミックスの材料

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと ハイブリッドセラミックスインレー

これは、セラミックとコンポジットレジンの中間的な材料です。

ただし、個人的な感想としてはコンポジットレジンに近い材料になります。

コンポジットレジンよりも強度にすぐれ、金額も安いので(25万円程度:歯科医院によって異なる)私自身は非常に使用する材料です。

ただし、この材料も破折する危険性があります。

私自身も左上の小臼歯に入れていますが、数度破折しています。

白い材料なので私も入れていますが、注意が必要です。

3)金合金の材料

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと ゴールドインレー

                                              札幌デンタルラボラトリーホームページより引用

これは、噛みごこちを含めて破折する危険性も殆どなく(限りなく0に近いですが0ではないです)、非常に優れた材料ですが、見た目が良くありません。

私自身も右下の第二大臼歯に、金合金を用いた修復をしていますがこちらはトラブルがないですし、噛み心地も自分の歯に近いです(大分昔に入れた保険の金属が入っていましたが、こちらは噛んだ時に明らかに硬い感じがしました)。

しかし、金なので見た目は良くないという欠点があって、私自身は非常におすすめするのですが金合金で治療を行ったことは私自身は知り合いの歯科医師以外にはありません。

個人的感想からも自分が修復するなら奥歯でもこちらを使用して治療を行うことを推奨しています。

まとめ

健康保険で使用する材料と自費治療で使用する材料とでは金額が高い以外には、圧倒的に自費治療で使用する材料の方が良いです。であの方が良いが1秒で使用する材料神田関西及び歯科医師歳好みが別れます。

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