江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 歯科治療にかかる費用を安くするための方法特に定期健診について

医療費を少しでも安くする事は、患者さんサイドでも重要な問題です。しかし、日本の健康保健は財源が厳しくなってきていて医療費を抑制する方向に来ています。我々歯科医師側も限られた財源の中でできるだけ良質な医療を提供するように努力していますが、やはり限界があります。歯科の治療費を安くする方法はあるのでしょうか?

歯科治療費は病気が重度になれば、なるほど治療費が高くなりますし、再発する可能性が高くなります。

特に歯周病や虫歯による治療は重度になればなるほどこの傾向が顕著になります。

しかし、近年日本の健康保険財政が厳しくなってきている為に診療抑制がはかられています(昔は老人は医療費が無料でしたが、最近は後期高齢者と名前をかえて負担をしいていることからもおわかり頂けるでしょう)。

歯科でも早期発見・早期治療につながる定期健診については国は自費の方向で考えています。

自費になるとやはり金額的負担が、大きくなるので定期健診についても

1.総額で歯科治療費を安くするための方法について

これは、虫歯も歯周病も軽度のうちに治療を行って進行しないようにすることです。

現実的には、痛くなった状態で歯科医院に行くと多くの場合は虫歯も歯周病も進行した状態になってしまっていることが多いです。

1)歯周病の場合で治療費を安くする方法

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 歯周病の場合で治療費を安くする方法

歯周病は、痛みが出て時点で歯科医院を受診した場合はかなり進行した状態(骨が吸収されている状態)になっていることが多いです。

普段歯ブラシの指導などを受けたことがない人が多いと思いますが、歯周病になるとまず歯ブラシ指導からはじまり、歯ブラシを上手に行うことが出来なければその後の歯周病に治療にもさつかえが出てきます(これで挫折する患者さんが多数いるのが事実です)。

しかし、進行した歯周病は歯ブラシだけでは治すことができません。

歯周病が進行してしまうと、麻酔をおこなった歯石除去(13割負担で300円前後)の後に歯周病に対する手術などの費用(1本の歯につき3割負担で2000円前後、その他にも歯の固定や薬代がかかってきます)や様々な費用がかかってきます。

歯がなくなってしまうと、今度は歯がない部分を人工物で補ってあげなければなりません(入れ歯や冠で)。

それにも高額な治療費が発生してしまいます。

歯周病でも重度になれば重度になるほど通院期間は長くなりますし治療費は上昇してしまうので注意が必要です。

2)虫歯の場合で治療費を安くする方法

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 虫歯の場合で治療費を安くする方法

 

虫歯の場合でも歯周病の場合と同様に重度になると治療費が高騰します。

簡単に虫歯を削って白い材料(コンポジットレジンと言います)でつめてあげる場合は3割負担で1000円~2000円前後です(複雑な形や虫歯の穴の数によって異なります)。

しかし、歯の神経をとる処置を行うと一気に金額が35倍程度(治療が長引けばもっと)にはねあがります。

そして、歯の神経をとると再治療の可能性が増えること、歯の破折などの危険性も上がります。

これらの様々なリスクは、歯の神経にまで虫歯が達しない(痛みが出たらすぐに虫歯の治療を行う)前に治療を行うことが重要になります。

若い方は痛みが無くても虫歯が神経にまで達することがあるので、注意が必要(かかりつけの歯科医をもつこと)です。

3)矯正治療の場合で治療費を安くする方法

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 矯正治療費を安くする方法

矯正治療の必要を生じさせないものとして、悪い癖を行わないのが矯正治療の可能性を減らすことにつながります。

矯正治療の可能性がある悪い癖についてはこちらに詳しく説明しています。

また、悪い癖の中で飲みこむことに関する癖もあって、飲みこむ癖については中々気づきにくいという特徴があります。

悪い飲みこみ癖および改善方法についてはこちらに詳しく書いてあります。

興味がある方はご覧になって下さい。

2.定期検診については国は自費の方向に持っていこうとしている

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 定期検診については国は自費の方向に持っていこうとしている

病気の無い定期検診については国は保険を使わせ無い方向に来ています。

ただし、この線引きは明確ではありません。

30歳以上の人であれば通常歯周病が存在することがほとんどだからです。

歯周病など長期にわたる定期検診(これは病気ととらえているからですが)が必要な患者さんにおいては定期健診でも健康保健が適応されます。

国もある程度財源があれば歯科における定期健診も健康保険に組み込みたいと考えているのでしょう。

何故なら、定期健診ではありませんが自治体(市町村)によっては40歳、50歳、60歳の歯周病検診に財源をさいている、自治体もあるので財源に余裕があれば健康保険も定期健診に予算をさきたいというのが現状なのでしょう(しかし、予算がないので定期健診は自費でと考えているのでしょう)。

一般の医科でも人間ドックについては保険が効きませんが、異常がある場合は保険が適応になります。

定期検診を健康保険で行おうとすると、日本の国の考えとしてはコストが膨らむので、自費治療にして欲しいと言うのがコストを削減しようとする国の考えになります。

そのため、歯科医院においても定期検診に対する考え方は自費治療で行おうと考える歯科医院があるのです。

その場合はおおむね10,000円程度で、検査及びメインテナンスを行う歯科医院が多いと思います。

通常保険診療では3,000から4,000円程度の内容ですので妥当と言えば妥当なのですが、患者さんサイドからするやはり負担が増えるのを苦々しく思うのではないでしょうか?

我々歯科医院サイドでは総合的に考えて収入があがる訳ではないので、しばりが厳しい保険診療よりも自費治療の方が自由度が大きく診療を行い易いのです。

しかし、健康保険を使えば3分の1程度で、定期健診ですぐに10,000円を出せると言うのは経済的に余裕がないとなかなか厳しいと考えても不思議ではありません。

歯周病などの度合いを考慮して、自主的にかかりつけの歯科医院をもつのが治療費を下げる方法としては現実的なのです。

まとめ 

歯科の治療費を総合的に安くする場合は早期治療が重要ですが、その際に定期的なチェックが重要になります。しかし、最近は日本の財政逼迫から定期検診は健康保険からはずす方法にきています。その為、異常があればすぐに受診してアドバイスを受けるのが最も歯科治療費を安くする方法です。

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