江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 歯がはえてきた小さい子どもに上手く歯ブラシをさせる為に大事なこと

虫歯予防で最も重要な事は、歯磨きを上手に行うと言う事ですが、歯が生えてきた小さいお子さんにうまく歯ブラシをさせると言うのは非常に困難なことです。

人間も動物なので、お口が生命に関わる部分でもあるために感覚が非常に鋭敏であり、たとえ母親と言えどお口お口の周りを触られるのは嫌なことなのです。

しかし、歯磨きを行わないと我々人間は虫歯になってしまいます。

子育ての相談の中で最も多い相談が「オムツをいつ外したら良いか?」と言う問題と「子供の歯磨きを行う時に泣かないで行う方法は?」というものが小児科や保健師が受ける相談で最も多いと言う事から、多くの方が悩んでいる問題ということがおわかり頂けるでしょう。

現代人は、食べ物の変化によって虫歯と言う現代病を背負ってしまったため、歯ブラシを行わなければなりません。

そのため、嫌がらないで歯ブラシを行うと言うのが難しい問題に直面しています。

スマートフォンを用いた歯磨きアプリや13歳までの歯磨きをいかに上手く行うかと言うことに関して多くの相談が寄せられています。

私自身も相談を受けたときにいつもアドバイスすることを詳しく説明していきます。

1.歯磨きを始めれるのは早ければ早い方が良い

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 歯磨きを始めれるのは早ければ早い方が良い

「いつから歯磨きをしたらよいですか?」と言う質問に対して私が答えるのは「生後6ヶ月位で、下の前歯が生えてきますが可能であればその時から歯磨きを行ってください」と回答しています。

しかし、いきなり生後6カ月位のお子さんに歯ブラシを入れて磨こうとしても間違いなく嫌がられます。

この時に歯ブラシではなくガーゼを使用して汚れを取ってくださいと説明する先生もいますが、私自身がアドバイスする時は「まずはお母さんの指で、お口の周りを触ることから始めてください」そして「遊んでいる感覚で唇を引っ張ったりして嫌がられない状況を作りましょう」とお話ししています。

次に「お母さんの指をお口の中に入れてみてお口の中を触ってみるようにしてください」と段階的になれるようと付け加えます。

この時に注意しなければいけないときは、自分のお子さんと言えど面白がって噛んだりすることもあるのでその点には注意をして下さい。

そして、もし早めに歯磨きできるならば歯ブラシを用いて歯磨きするのが一番良いと解説します。

2.歯磨き粉を使用する時の注意点

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと MIペースト ヨーグルト味

歯磨きをはじめる時期と「うがい」が出来る時期は「うがい」ができる年齢は歯磨きができる年齢よりもずっと後です。

ここで注意しなければいけない事は歯磨き粉の扱いになります。

小さいお子さんに大人用の歯磨き粉を使用する方はいないと思います。

大人用の歯磨き粉は飲みこむ危険性があるのと清涼感を出すために小さいお子さんには合わない味になっています、そのため、小さいお子さん用の歯磨き粉を使用した方が良いのです。

小さいお子さんようにフッ素が入った歯磨き粉は、乳歯の前歯がはえたから更に虫歯になりやすい乳歯の臼歯がはえる頃に使用することを考えましょう。

この理由は、虫歯予防を考えての事ですが、うがいができるようになってからフッ素入りの歯磨き粉を使用した方が良いからです。

小さいお子さん用レベルの歯磨き粉に入っているフッ素では問題ないと言われていますが、影響は0ではないからです。

虫歯になっていないのにフッ素を使用するのは意味がないからです(虫歯になり易い小さいお子さんは別です)。

うがいができる年齢は概ね3歳位と言われていますが、練習すれば2歳半位でも可能です。

ただし、フッ素入りの歯磨き粉(ジェル状のもの)を最後に使用してガーゼなどで拭うなどの工夫が出来ればそれでも良いです。

飲み込んでも大きな影響が無いと考えるれる歯磨き粉もありますが(上の写真であるMIペーストというのがこれです)、高額ですし牛乳由来なので、牛乳アレルギーがあるお子さんには使えないので注意が必要です。

しかし、こちらの歯磨き粉は牛乳由来なので飲み込んでもあまり大きな影響はありません(広く使用されているパラベンは入っていますが)。

こちらには、フッ素が入っていない代わりに虫歯予防の成分であるリカルデントという成分も入っています。

こだわる方は色々と工夫をした方が良いです。

3.実際に歯磨きをしたり仕上げ磨きをする方法について

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 仕上げ磨きイラスト

実際に道具や歯磨き粉にいろいろこだわったとしても小さいお子さんの歯磨きをするのは大変です。

自分でちゃんと磨くのはまだ無理なので保護者の方がチェックして仕上げ磨きをしてあげるのが現実的です。

これが、かなり大変で「近所の人から児童虐待ととらえかねない」と相談するお母さんもいます。

アドバイスできることは楽しそうにやること(嫌がるのに無理にさせようとすると更に嫌がります)。

それでも嫌がる時は無理矢理押さえつけてあるかをするかのどちらかになります。

歯磨きは習慣化するので、やはり一緒に楽しそうにやってあげてほめてあげるのが継続するコツになります。

まとめ

小さいお子さんに歯磨きをさせるのは大変なことですが、歯磨きをちゃんと行わないと虫歯を作ってしまいます。いきなり歯ブラシをするのは難しいので段階をふんで歯ブラシを行いましょう。習慣化するには楽しく行わなければなりません。それでもできない時は抑えつけて行うかそのままかのどちらかというのが現実的な対応です。

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