江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 子どもの歯科治療費を安くするポイントと治療期間を短くするコツについて

子供にかかる教育費などを考えると、治療費というのはバカになりません。一番良いのは治療費がかからないのが最も望ましいです。しかし、現実的には中々難しいものがあると思い。虫歯が大きくなる前に治療することができれば、重症化した場合よりも治療費は安くなりますし、治療期間は短くなります。

1.予防的な処置が最も治療費を安くあげる

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 予防的処置の重要性

子供の治療の場合は大人の治療とは異なり、虫歯に対する治療費が治療費の多くを占めます。

ただし、例外的に12歳位で若年性歯周病と呼ばれる特殊な歯周病もあります。

しかし、絶対数がかなり少ないためにここではあくまで一般的な話として虫歯に対する治療費をいかに少なくするかについてポイントをしぼってお話をします。

予防的な処置で最も重要な事は歯ブラシですが、小さいお子さんをしっかり歯ブラシさせているがなかなか難しいものがありあます(歯ブラシが十分出来ない時の対応を次の項で詳しく説明します)。

また砂糖を含む食べ物を食べさせないと言うのも虫歯予防に関して大きな成果をあげます。

しかし、人間も動物なので甘いものを非常に好みます(砂糖は重要なエネルギー源なので、動物として砂糖好きを改善するのは難しい問題です)。

その為、間間に対しても(一般的にも長時間間食をすることをダラダラ食いと言います)対応が必要です。

2.歯ブラシが十分できないときは「うがい」を行う

別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと うがいの重要性

虫歯を予防する際に最も重要な事は歯ブラシですが、先ほども述べたようになかなか歯ブラシを十分に行うのは難しいことです。

そこで重要になってくるのは、歯ブラシ以外の方法ですが、甘い物を食べたり飲んだりした後に「うがい」を行うということが重要になります。

これは大人でも有効な事なのですが、甘い物を食べたり飲んだりしたあとに歯ブラシを行うということはなかなか難しいことです。

しかし、「うがい」を行うことで虫歯の原因である砂糖が洗い流されるのです。

虫歯は虫歯菌の数とお口の中の汚れ、そして砂糖(正確にはショ糖)で形成されるのでこの砂糖を取り除くことができます。

またこれも一般的に知られていることですが、長い時間にわたる間食はよくないので(砂糖がお口の中に長い間とどまることになります)、間食を行う場合は短い時間で効率的に行うように注意をしましょう。

ただし、間食を一切させないというのは食育の観点からも問題があります。

小さい子供は食事を補う「補食」という考えもあります(胃が大人よりも小さいので)。

間食に関しても、色々と工夫を行うことで歯科での治療費を減らすことができます。

3.虫歯を重篤化させないことが治療費を安くする大きな要因である

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 虫歯の深さ

虫歯が深くなって歯の神経までいってしまうと治療回数が多くかかります。

また、歯の神経をとってしまうと再度歯の神経の化膿しやすくなってしまいます。

1)虫歯が軽度と重度ではどのように治療手順が違うのか?

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと コンポジットレジン

                                     コンポジットレジン

軽度の虫歯であれば、虫歯を削ってその後にコンポジットレジンというプラスチックに似た材料で詰めてあげて治療は終了します。

この治療の良い点はその日のうちに治療を終了できる点です。

しかし、歯が痛いもしくは冷たいものがしみるなどの症状がある時には一度歯の神経の沈静化をはからなければなりません。

そして、この場合には麻酔を使用することが多いので痛みがでることが多いですし(その場合は鎮痛剤のお金もかかってきます)、治療に苦痛を伴います。

症状が沈静化した後に、通常の虫歯治療に移ります。

虫歯が深くても、コンポジットレジンで治せる場合は良いのですが、金属の詰め物(専門用語でこれをインレーと言います)で修復する必要がある場合は型取りを行って、更に後日そのインレーを調節して歯に接着(専門用語でこれをセメントといいます)させなければいけません。

重度になればなるほど治療費も多くかかってしまうので(再診料などを含めて)、注意が必要です。

さらに虫歯に重度になってしまうと、歯の神経にまで虫歯の細菌が強く到達するとさらに金額が上がってしまいます。

治療費用抑えるコツは早期治療を行うことでなのです。

2)歯の神経をとると何故治療費がかさむのか?

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと ビタペックス

歯の神経をとると治療期間がさらに長くなります。

数回程度で終了することもあれば、歯の神経が化膿してしまって骨にまで影響が及んでしまう場合はさらに治療期間が長くなることが多いです。

この場合は当然ですが治療費が跳ね上がるので注意が必要です。

さらに悪いことに、乳歯は後からはえてくる永久歯があるために、歯の神経があった場所に詰める薬(これを専門用語で根充材といいます)が吸収性の薬を使用しなければいけないことです(大人では吸収性がほとんどない薬を使用しますが)。

吸収性がない根充材を使用してしまうと永久歯の交換が上手くいかないからです。

しかし、残念ながら現在の医療ではこの吸収の時期を調節することができません。

その為、多くの場合は永久歯と交換する前に根充材が吸収されて、化膿してしまうことが多いのです。

そうなると当然ですが、また治療費がかかってしまいます。

乳歯の化膿が非常に重度になれば永久歯にも影響を与えることがあって(エナメル質に形成不全を生じる)、更に永久歯になってからも治療費がかかることがあるので注意が必要です(専門用語でこれをターナーの歯といいます)。

4.予防的処置としてフィッシャーシーラントを行う

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと シーラント

                  3M社ホームページより筆者改変して引用

予防的処置の中で最も効果があるものは日常の歯磨きですが、その他にも歯科医院で行うことによって虫歯予防に大きな効果を発揮する方法があります。

それはフィッシャーシーラント(予防充填)と言う方法になります(健康保険で認められている数少ない予防処置です)。

乳歯の奥歯は複雑な形状をしていて汚れが溜まりやすいと言う特徴があります。

また乳歯は永久歯よりも柔らかい(石灰化が低い)ので虫歯になりやすいのです。

この複雑な形をした乳歯の奥歯に対してプラスチックににたレジンやセメントを使用して、歯の溝を埋めてあげる処置で汚れが溜まりづらい形&虫歯になり易い所をカバーする方法がこのフィッシャーシーラントです。

ただし、やはりこのフィッシャーシーラントを過信しすぎてはいけません。

日々の歯ブラシを十分に行うように習慣づけることが最も重要です。

やはり、日ごろからお子さんのお口の中に対する興味を持って歯磨きのチェックを行うとともに虫歯があるかないかをチェックしてあげることがとても大切なのです。

また、何度かお話ししているように虫歯になったら小さい状態のうちに歯科医院に行って処置をしてあげることが治療費を安く上げるコツになるのです。

まとめ

子供の治療費を安くするのは、当然ですが虫歯にならない事です。それには歯ブラシの他に「うがい」が効果的です。しかし、なってしまった場合でも、早期発見早期治療が治療費を抑える重要なことです。重度になればなるほど治療費は跳ね上がりますし、再発しやすいので注意が必要です。

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