江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 噛み合わせに影響を与える悪い癖を直し矯正治療費を安くする方法

噛み合わせが悪くなる原因というのは、遺伝な要因の他に生まれてから行う後天的な行動が影響を与えます。噛み合わせに対して悪い影響を与える行動を我々矯正医は悪い癖(くせ)と呼び先天的なものとこれらを含めた後天的な影響で噛み合が構成されます。

悪い癖があると、矯正治療を行う可能性が増えるので注意が必要です。

悪い癖とは、唇を噛む指をしゃぶる、爪を噛むなどがこれにあたり噛み合わせに悪い影響を与えます。

これらの癖によって、色々な矯正治療を必要とする噛み合わせになる可能性が高いからです。

しかし、知られていない悪い癖として食べ物を飲みこむ時(これを専門用語で嚥下:えんげ と呼びます)の癖があります。

悪い嚥下の癖は非常に噛み合わせに関係していますし、説明するのに非常に多くのスペースを必要とするのでこちらで詳しく説明しています。

また、寝る時の姿勢や頬杖についても悪い癖(ここでは態癖:たいへき として区別します)と呼ぶ歯科医や矯正医もいますが、まだ一般的ではないので今回は態癖については割愛します。

1.悪い癖を認識することが最も重要

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 悪い癖を認識することが最も重要

唇を噛む癖や爪を噛む癖など、保護者の方や他人の方がみても気づきやすい癖については指摘を受けることが多く、多くの場合では「やめた方が良い」と指摘を受ける機会があると思います。

矯正治療というのは、持続的な力を歯や骨にかけることで動かす方法です。

古くはヒポクラテスの時代(古代ギリシャ時代)に「歯を指で押す」という記載があったことから、その時代から矯正治療の考え方(実際の矯正治療と考えて良いでしょう)がありました。

歯に力がかかる悪い癖があると確実に歯が動くので注意が必要です。

これらが、噛み合わせに悪い影響を与えている場合は気をつけて辞めるように努力しましょう。

2.噛み合わせに影響を与える悪い癖にはどの様な種類があるのか?

歯は舌とお口の周りの筋肉や唇の力で適切な位置にあります(それに骨格的要因が加わります)。

歯を動かす力が加わるものは全て、歯の位置に影響を与えます。

長時間力が加えられることによって歯の位置を変えるのです。

まず、色々な悪い癖があってそれを行っているかどうかを理解して、悪い癖を行っている場合は注意して辞めさせるようにしましょう。

それによって、矯正治療を行う可能性が低くなります。

1)指を吸う癖について

別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 悪い癖を認識することが最も重要

乳幼児は指を吸う習慣がありますこれについては別段に問題になることはありません(自然なことなので)。

ただし、歯がはえてくると噛み合わせに悪影響を与えます。

一般にいわれる「出っ歯(上顎前突)」、「奥歯は噛んでいるのに前歯が空いた状態(開咬)」、「噛み合わせがズレてしまう(交夜叉咬合)」などの状態になるといわれています。

小児科医と小児科医では指を吸う癖に関して考え方が異なります。

小児科医は不安や緊張を緩和するための自然な行為なのでそれほど大きな問題とは捉えていません。

しかし、小児歯科医は噛み合わせに与える影響が大きいため、3歳位で指を吸う癖が残っていることになって矯正治療等の必要が出てきますので中止するように指導することが多いです。

噛み合わせに影響を与えていないならば、無理に辞めさせる必要はありません。

しかし、影響を与えている場合は必要に応じて、小児科医や臨床心理士などの他の医療スタッフと連携しながら頻度を減らしたり中止するように指導するのが良いでしょう。

2)唇をかむ癖について

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 唇を噛む癖

唇をかむ癖には色々な種類があります。

一般的には、上の写真のように下の唇を噛む癖が多いですがそれだけではありません。

下の唇を噛むこともありますし、唇をねじったような変わった形で噛むこともあります。

それぞれ唇を噛むことによって、歯を動かす力かかれば、歯は動いてしまうので注意が必要です。

一般に多く見られる下唇を噛む場合について説明します。

上あごの前歯を前に出す力と、下あごの前歯を後ろに倒す力の両方の力が加わりやすく、一般にいう「出っ歯(上顎前突)」になりやすい力が加わります。

大人においても悔しい時に唇を噛むといわれているくらいなのでストレスを軽減させる働きがあるといわれており、これも常時行うと歯並びが変化しますので、お子さんがやっていないかどうかチェックするようにして必要に応じて辞めさせるようにして下さい。

3)爪を噛む癖について

江別市大麻の歯科医が教える歯とお口のこと 爪を噛む癖について

 

 

爪をかむ癖は大人になってもみられる癖で、指よりは影響が小さいですが、いづれにしても歯に力が加わる事によって歯並びに影響を与えますので注意が必要です。

歯科の教科書的には、爪をかむ癖がある場合は上下の前歯の先端の部分が、先端の部分同士でかむ「切端咬合」という状態になりやすいとしています。

また、爪を噛む部分で爪の分だけ隙間が出来る可能性があるので注意が必要です。

まとめ

お子さんが、将来矯正治療を行わなくても綺麗な噛み合わせになるためには生まれつきの問題の他に成長と共に行う行動も影響を与えます。この影響を与える行動の中には悪い癖(指を吸うなどの)があり、歯がはえてきてからこれらの悪い癖があると矯正治療こ可能性が高まってしまいます。

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